阿部 明子|Akiko Abe
リフレクションの作品について
今回の作品はリフレクション展に参加する作家の撮影場所(羽田、藤枝、新潟)へ行き、その場所を撮り作品化していく。
それぞれの写真家はフィルムで一枚一枚を丁寧に撮っていき、また場所にも強い思い入れを持っているように感じた。
それとは真逆のデジタルのラフな撮影方法と、場所にもこだわりのない私の制作の姿勢、それを利用して彼女たちの撮影する場所を新たな視点から撮影したいと考えた。
彼女たちに寄生するように撮影をし、鑑賞者側に彼女たちの写真のこちら側—撮影者を見つめるようにーを感じてもらいたい。
また、鑑賞者をそれぞれの作家の撮影する場所(羽田、藤枝、新潟)が渾然一体になるような4つめの場所とも言える3つの場所が交わったどこかへ連れて行けるような展示にしたいと考えている。
1984 | 宮城県生まれ |
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2007 | 東北芸術工科大学 デザイン工学部情報デザイン学科 映像コース(現映像学科)卒業 |
個展 | |
2015 | 「不在の痕」 仙台アーティストランスペースSARP 宮城 |
2014 | 「染みだす閾」 仙台アーティストランスペースSARP 宮城 |
2013 | 「空は青くてもう夕方のようだ」 仙台アーティストランスペースSARP 宮城 |
2007 | 「ささやかに吐かれる息」 ギャラリーエス 東京 |
2006 | 「明るく暮れる淡い記し」 やまぎんギャラリー 山形 |
グループ展 | |
2012 | 「トーキョーワンダーウォール公募2012」 東京都現代美術館 |