リフレクション 写真展 / director 湊雅博

風景に係る写真家のあらたな表現と可能性を表象する場としての「リフレクション」写真展は今年で4回目の開催になります。
昨年の展示では「風景として認識する場所とその考察」という展コンセプトを作家各々が作品に反映させる為に、作品制作していく過程をお互いに検討し確認する作業で生じた共有する意識と恊働性を表象させるように、各々の写真が重層的に交差する展示空間を出現させました。
今年の展示は3名の作家が参加して、毎月の会合を重ねて各々の作品制作を精査しながらより深化した展示空間の構築を考えてきました。
作家にとっての個別性である場所、知覚する身体、カメラの知覚との関係を考察していくことは、対象にした場所の存在と写真に変換された風景として存在する場所との関係性を、あきらかにする事にもなります。
作家個々の成立要件の同義と差異を展示空間として表象させることで、各々の作品が反応し合って、観者にあらたな知覚意識を呼び起こす磁場を表出させる風景写真の有り様を提示します。

INTRODUCTION-2016

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© リフレクション展 | Director:湊雅博 | 広報・WEB制作協力:芸力/FootprintWall