リフレクション 写真展 / director 湊雅博

天気が回復してほっとする。

相馬さんに、私の展示の構成が未だ決まらずグズグズしていると相談すると、相馬さん自身は www.dailyhealthymale.com/

撮るのも直感ならば、写真を選ぶのも直感でパパッと決めてしまうのだと言う。

逡巡しない。判断に言葉を挟む余地を与えないことで、説明的要素を排除しているのだろうか。

「その時のこと」だと割り切る強さも感じた。私は写真を部屋に貼って、それが飽きるかどうか、

撮った理由は何かといつまでも考える。

M2ギャラリーへ行くと 山方さんが、当ウェブサイトを制作してくれた芸力を運営している竹本さん

と話が弾んでいた。撮影した場所の話をしている。どの様な場所を選んで家を建てるとか、飲料水を

どこから引いてくるとか。私はその会話を聞きながら、写真の中に波板や蓋の類が強風で飛ばない

ように石を乗せているのを見つけては、ここにもあったと喜んでいた。都市は生活の仕方が決まって

いるけど、こういう所は毎日変化がある、と竹本さん。人が自然と闘って生きている痕跡が写真に

表れていて話が尽きない。山方さんの写真は、説明することで他の事柄と繋がり、更に言葉を

引き込むようだ。  小平雅尋

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