初めて<写真>を意識した頃から私はごく自然にカメラ/写真を自己確認の道具=欲望の鏡として使ってきたようだ。まるで瞑想のように外界に反応する自分自身を観察、腑分けし、欲望を消化し続け、それでも残るものについて問い続けてきた。ファインダーを覗いている間、幾つもの意識が渦巻く混沌の奥で蠢くもの。この体を動かす原理。個の壁を越えてヒトは何を求めているのか、命とは何か。根源的な謎を自身の内面を探る事で見つけることが出来るだろうか。
| 1972 | 東京生まれ |
|---|---|
| 1997 | 東京造形大学造形学部デザイン学科Ⅰ類写真コース 卒業 |
| 2011 | 出版レーベル・シンメトリーを設立 |
| 個展 | |
| 1994 | 「 POPLIFE」ギャラリールポリエ |
| 1998 | 「 写真の在りか」北鎌倉ワイツギャラリー |
| 2002 | 「 ローレンツ氏の蝶 」アイデムフォトギャラリーシリウス |
| 2009 | 「 続きの代わりに」月光荘 |
| グループ展 | |
| 2010 | Gin-En展「続きの代わりに」 東京アートミュージアム |
| 写真集 | |
| 2011 | 「ローレンツ氏の蝶」 シンメトリー |